東村立山と水の生活博物館
サキシマスオウノキ
サキシマスオウノキはアオギリ科に属し、奄美大島以南の亜 熱帯から熱帯にかけて生えている木で、板のような梢(板碩)をつくることで知られている。このサキシマスオウノキは、福地 川の河口から800mほど上流の左手の国有林界にあり、樹高18m、胸高周囲約2.9mで、地上から1m余のところから大小15枚の板根がみごとな流線型をなしている。同種の中では沖縄本島で最も大きい。村指定天然記念物。
村民の森「つつじ園」
春3月には朱、紫、ピンクの色とりどりのつつじが咲き、日本一早い開花を迎える。4.5haの面積に4万8千本のつつじが丘の上で咲き競うようすは、花のジュータン。つつじ園からは、平良湾の海岸線と青い海、パイン畑が眺望できる。毎年3月初旬からつつじ祭りが行われ、多彩なイベントが繰り広けられる。
慶佐次のヒルギ林とふれあいヒルギ公園
慶佐次川河口から上流に向かって発達した沖縄本島を代表するヒルギ林で、広さは約10ha。ヒルギ類は、熱帯から亜熱帯の海水と淡水が混ざり合う河口近くに生える植物で、マン グローブ林の中心になるもの。ここではメヒメギ、オヒルギ、ヤ工ヤマヒルギの3種が見られる。中でもヤ工ヤマヒルギは、 ここが分布の北限。国指定天然記念物。
ふれあいヒルギ公園慶は佐次湾のヒルギ林周辺に整備された公園。ヒルギを間近で観察できる木道や展望台が設けられている。ヒルギ林の観察はこちらから。駐車場あり。
その他の東村の観光情報については東村観光推進協議会サイトをご覧ください。
